赤いバラ大賞

2010.9.15

寺神戸 曠氏著”ボリビア移民の真実”に対しての赤いバラ大賞授賞式に出席

返礼?として御子息 亮氏がバロック バイオリンを演奏

たまたま出席できなかった七月ムジカーザでの同氏の古楽器の会が好評だったと伺っていたので 今日の機会は嬉しい

マレの曲が録音されている同氏のCDを求める。

ロンドンで思い出していたフランス映画 めぐり逢いの朝 における師弟関係を考えながらこのCD の封を開ける。

写真は 移

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オペラ スーパー ガラコンサート

2010.9.9

サントリーホール 佐野成宏氏出演のコンサートへ

プログラムに佐野氏が  〝豊かな響きの声”とは、”大きい声”とは少し違ったものです。力任せの大きい声は、時に耳障りでうるささを感じますが、”豊かな響きの声”とはむしろ耳に心地よく、聞く者の身体に迫力を感じさせるもので、どんな劇場でも隅から隅まで声が届くものです。 と書いていらっしゃいます。

書においてのただの太い線と勁い線の違いと同じことです。

講演後知人の後について行って楽屋で握手していただいてしまいました。

写真はプログラムにあった”歌に生き恋に生き” に合わせて  〝生”

9月9日

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菊鮨  古径

2010.9.4

菊鮨 の細井氏が銀座に戻っていらっしゃる。
今月中旬オープンとのこと。吉原に続き屋号を書かせていただけて大変嬉しい。
作品をお渡しした後 こちらも 同じ銀座の中での引っ越しをされた額の古径さんを訪ねたが土曜日はお休みで御主人にお会いできず。
銀座でなければ という その地に溶け込んでいる方たちが どこかに あのビルもこのビルも買われてぼろぼろになってしまいそうな状況の中でどうにか居場所を探しお店を守っていこうとしていることがよくわかる。
細井氏と 戦争しなくても捕られてしまう ということだと話しながら駐車場を横切る。
9月3日

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ベトナム

2010.9.1

ベトナム建国65周年のパーティにニューオータニ 芙蓉の間に  覚悟して単衣の訪問着を着たせいか 汗をさほどかかなかった。不思議。 本名氏指揮 ベトナムの蓮  弦楽四重奏団による両国国歌演奏がとても美しかった。ベトナムのお嬢さんに教えられ初めてフォーをいただく品の良い美味しい一品
品と言えば大使夫人のお召し物の刺繍が古色ある感じで素晴らしかった。
9月1日

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義経千本桜

2010.8.24

四月の助六以来久しぶりに歌舞伎。

海老蔵丈の義経千本桜。

ロンドン、ローマ からの凱旋公演。 として いつもとは違うところがいろいろあって興味深い。演舞場に合っていると思われる。あちらの劇場に合わせたと思われる 道行初音旅 の背景は 広い歌舞伎座のアッケラカンとした明るさでなく 風景画で手も抜けない といって 余り大得意でもないような 描かれた方たちの苦労がしのばれるものだった。山に入っていく道筋 奥行きがあって 旅のたいへんさが思われ、お雛様のポーズも パーッと華やかに筋など何でもよいから、大拍手 という感じにはなれなかった

。一か月この暑さの中あれだけの活躍を続ける役者の方たちにプロのつよさを学ばせていただくこと大。

凱旋公演らしかったのは宙乗りの海老蔵丈に向かって大量の桜吹雪が舞ったこと。

以前歌舞伎座で膝に乗った淡い小さな花びらとは大違いの 二倍以上大きいのではないかという濃いピンクの花びらが落ちてきた。

手紙と一緒に入れたいが何か どん という感じになってしまいそう。

写真は 帯どめ ”花筏”

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熱き心に

2010.8.20

昨夜 嵐山光三郎氏がご自分の今までと小林旭さんの歌とのかかわりについて 長いことラジオでお話になりました。しみじみと耳を傾ける というのはこういう状態のことなのだ と 他のことを何もしないで聞きました。

熱き心に の大ヒットの後 喉を痛められたとき お世話したのが誠次さんでした。

カムバックの舞台に招いて下さいました。

舞台で 病状その他 詳しく説明されるのを聞いて 誠次さんは 〝頭のいい人だね 僕たちよりよほど 解りやすく的確に話しているよ。” と嬉しそうに言いました。

当時は 医者は 口は下手でも腕があれば良い という時代だったのです。

“こうして皆さんに又歌を聴いていただけるのも  先生のおかげです。”とおっしゃって 熱き心に を歌われました。

1994年に誠次さんは亡くなりましたが 今でも季節のプレゼントをお届けくださいます。

病院のベッドでもお棺の傍でもテープを流していたことなど思い出され切ない時間でした。

 

 

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書の古典を楽しむ

2010.8.17

銀座Jalの 書の古典を楽しむ  という教室 が一カ月ぶりにありました。
歌舞伎座の隣のビルで新橋演舞場も近く 嬉しい場所です。
十七帖、粘葉本、金沢本万葉集、.etc.それぞれ が 自分に合うものを 勉強しています。
一人になっても きちんと 楽しめるようにというのが 目的のクラスです。

写真は数年前に 小野道風 に関する演目が出たときに これは見ておかなければ と思い 歌舞伎に行ったときに写したものです。
今日の元歌舞伎座は青いテント地に囲まれて こんなに広かったのかと思われるところに まだ日本風の屋根がそのままになっているのが 透けて見え ちょっと嬉しい気持ちがしました。
学習院の国劇部の100回公演記念 の会が近くなりました。数分間の出番のためかつら合わせもすんでいます。


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読もうとしている本

2010.8.11

四月三十日第一刷発行七月二十日第五刷発行 集英社から出ている本

一ページごとに胸が一杯になり読み進められません。こんなことは初めてです。

情けないニュースを聞くにつけ リーダーの質の差について考えます。
P5220155.JPG

幸せに

2010.8.7

セゾンのK氏にテーブルマナーについてお話をうかがう。

テーブルマナー は周囲の人を幸せにする。幸せな人々の中にいれば自分も幸せになれる。

鍵は気遣い 人のことに注意を配る余裕が持てるかどうかである ということで 話が盛り上がる。

食欲も大いに盛り上がり嬉しい時を

写真はHigham Hall

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歩きました。

2010.8.1

今座っているベンチから振り向いて撮った写真です。歩きました。歩きました。
この辺りは初めてきました。少し左に行くと自由の女神です。お台場で見たのでいいことにします。

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日頃鍛えた足腰

2010.7.31

買ってすぐ1日中歩き回っていてもどこも痛くない優れ物の靴です。
日頃東京の地下鉄乗り換えで鍛えた足が役にたっています。 
昨夜寝ながら考えたドゥパルディュー主演の中世音楽家の師弟の関係についていつか書きたいと思います。

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Little Venice

2010.7.27

今朝私の部屋からの写真です。Little  Venice という良いところです。
今回友人はアメリカに行っているのですが お手伝いさんが残ってくれています。 

私たちは日本人として外に対しているか?
日本人として見られても大丈夫なように子供を教育しているのか  dignity  について考える  といった
厳しさが存在するのか 
日本はこの点で発展途上国と言えば 彼らに一緒にしてもらいたくない と言われること必定

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宝物

2010.7.27

ペンリスからロンドンへの車両にいます。ほぼ満席です。
夏も冬もあまり変わらぬ涼しさの特異な地  湖水地方はゆっくりとした状態での一見の価値があります。ハイアムホール従業員16人からいただいたカード。
“ありがとう” の寄せ書きは私の宝物になるでしょう 

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教室終了

2010.7.26

無事教室を終えました。皆で使った道具を来年のために整理しているのを見て、
“これだけで遠くから書を教えに来てくれるありがたさを深く感じた”と言われました。

「チャーミングなプロフェッショナルの存在にあなた達は驚きます」と紹介文にあったのでチャームなんとかという花で作ったえりにつける花束と詩集を生徒の皆さんからいただきました。

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前庭の風景

2010.7.22

ハイアムホールの前庭の羊達が賑やかに鳴いて動き廻っています。
冷たい雨の中でも立ちっぱなしです。
羊が一匹 羊が二匹などと呑気なことは言っていられません。ごまのようです。

今年のクラスは一週間続くと宣伝したので心配していたのですが、一週間だから今回は来られた、待っていたという人もいて、余暇の過ごし方の違いを感じました。
「今迄 自分が身に付けてきたと思うことでも より一層努力 上を目指さなければ そこで終わってしまう」
という恐ろしい様な言葉を書いた美しい風景と写真が飾ってあったりします。

我等も目を覚まさなければ・・・

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