まちかど美術館での書き初め展
書き初め展に向けて書いた作品と十二月鳩居堂さんで展示した作品を並べたので
とても充実している会場の様子を御覧ください
明日10日 五時までです
お待ちしております
9日10日は太田市まちかど美術館で太田市書道協会 天心書道会の書き初め展です
会場に電話もないようなところですが 東武伊勢崎線太田駅から徒歩5分ですので駅の観光案内所でお尋ねになっていらして下さいまし
観光案内所に観という作品をおいていただいておりますので それもご覧いただけたらと思います
鳩居堂さんでの輝ける平家展の作品もほとんど展示いたします
お待ちいたしております
写真は 遠いところようこそ という意味で 遠
1月6日
整理をしているのに散らかる一方の部屋で 昔 全盛時のジャルパックの社長さんが ”飛” という作品のことで わが部屋にいらして ”急なことで散らかっておりまして すみません” と 私が言ったら ”いや これは片付きません” と 言われたことを思い出す
六日になって これではいけない という気持ちになって 国立博物館へ
元永本古今集に目を洗われる
どのような人格者だったのか と 定実のことを考える
誰からも腕も心も尊敬されたに違いない
明るく 伸びやかで 崩れず
市岡先生が 最後の輝き とおっしゃったことが理解できる
この定実あっての定信なのだろう
1月6日
PS 前回の 腹芸 は肚芸 と書いたほうがよかったと思いました
昭和42年の初演に感激した覚えのある 達陀 をテレビで見る。
バレーのダンサーが踊っているように思えるのは出演者の顔が小さく足が長いせい
照明も浅い
腹芸 という言葉をこの頃聞かないが 事は解るように説明されるべきだと学んだ人々には無縁のことなのだろう
いつものように 三越に買い出しに
お正月用の慈姑を一週間ほど前に食べてしまったので もう一度 用意する。
なんとおいしいものなのか!
おせちも届き 明日はお正月
手をつけられなかった整理に手を出す が かえって拡がってしまっただけ
シーラナイ
皆様よいお年を
来年も今までのように どうぞよろしく お願いいたします。
写真は 雪
12月31日
急に出かけた奈良 京都だったが まことに嬉しい時間を過ごせた
* 河合氏の工場の整頓ぶり
* 木の香り
* 二階程の高さから見下ろせた額の自分の字
* 車中での飛鳥 大和 楠正成 から現代の教育にまでわたる勝部師のお話
* 興福寺国宝館の 伝 善殊像
* 奈良国立博物館 空海筆 金剛般若経開題
* イノダコーヒーのコーヒーとレモンパイ
* 大徳寺大仙院 尾関宗園師のあふれ出る教えの数々 心に響き 反省することしきり
社寺建築を個人でしていらっしゃる河合先生の作業場で受楽寺の山額の下準備を
素晴らしい吉野の檜を使って下さっている
額の周囲もキリットした彫り方で先生の潔さが伺われる
何とも言えぬ匂いに子供の頃製材所で切り落としを拾うのが好きだったことを思い出す
実生の檜というのは木目が細かく貴重品とのこと カンナ屑をお土産にいただく
太田の御仏壇にあげ今日の報告をするつもり
写真は途中で撮った三輪神社の鳥居 12月22日
受楽寺の山額の出来上がり状況を見に急に天理に行くことになり 新幹線に乗ったところ、
昨日有楽町ビュープラザのお兄さんの素晴らしいタッチパネル操作に驚く打ち間違えることはないのか と思わず聞いてしまい 外国人には絶対真似出来ないことよとエールを送る
12月22日
写真は文と関係無く 先日楽しんだデザートの数々
12月10日 時間ができ森美術館へ
会員になってから通りがかりに立ち寄るようになり便利
窓口に お子様には刺激的な内容があるので とあったので 題が幽体の知覚 ということでもあり
係の方に聞くと 入って どこそこに チョット刺激的なところが とおっしゃるので
お化け屋敷に入るような心構えで入場 した途端
かわいい白い洋服の女の子が笑顔で手を広げているたくさんの写真 手首から先が真っ赤
あわてて見ないように通り過ぎ
骸骨や 解剖図にでてくるような人物が馬に乗った像 ついには白いヒラヒラが壁に映し出される影がお化けに見えたり
最短時間で場内一周
直後に理事長さんにお会いし 怖かった とお話しすると
あの女の子は赤い花びらや果実を手の中でもんでいたにすぎない
幼児の快感は大人になって同じことをすると時に違和感 不快感 になることもある という有名な作品だとのこと
笑われてしまった
先入観は怖い
怖がり屋の私は子供のころたった10メートル足らずの渡り廊下が怖くて いつも 誰か 誰か
見ていて と言って 人を呼んでから全速力で走って渡っていたことを思い出す
今日の字は 幽
御蔭さまで 輝ける平家 展は期間中 内輪の者だけになったのが数分のみ という時間を過ごしました。 いらして下さった皆様 ありがとうございました。 お出かけいただけなかった皆様 次回お待ちしております。
今朝 出がけに”書き初め展の作品 早く仕上げてね”と伝言を残しましたら 夕方 作品の代わりに採りたてのお野菜がドアに掛っていました。
嬉しいやら おかしいやら
12月8日
開けた早々20人ほどのグループ
洗面、休息 中にたばこを吸いたいのでライターを と水屋に声をかけた人もいたとかでアラアラ
20年ほど前には一階の会場だと机の上のお菓子に直行 という銀座通り有名人たちがいたが
これも時代の流れか
引率の方々もご苦労のことと思うけれど 最初に一声かけるようにしたほうが 驚かれずに受け入れられるかも
今回 お勧めに従い急きょ来年のイギリスでの書展のコーナーを作ったが
いろいろな現地とのつながりを持つ方々に声をかけていただけ 話が広がってくる
宣伝その他のことが不得意なので こういうことなのだ と少し納得
今日の字は いろいろなことがやって ”来” る
会場で楽しい一日を私は過ごしますが 皆様もね
あわただしく皆様をお迎えそしてお迎えし休むことなく一日を過ごす。
今までで一番とおっしゃって下さる方が多くうれしい
それよりうれしいのはこのような時にのみ御目にかかれる方たちが多くいらしてくださること
また 会場で思いがけない知り合いの輪が広がること
そしていろいろな分野の皆様から ”そうなのか” というお話を伺え意を強くすること
今日の字は 今
皆様 平家 のいろいろな場面 見にいらして下さいましね。
十年以上会場の飾り付けをお願いしていたご近所の吉田さんが今年の夏亡くなられた。
数ミリのゆがみも許さず 自分はまっすぐに飾っている 曲がっているのは鳩居堂さんの壁のほうだ というような方だった。
自分がいなくなってもやっていけるよう 人を残し 仕込んで下さった。
みんなで黙とうをささげる。
各分野の専門家ではあっても 書の分野の専門家ではない人々が 好きなことを言う私の言葉を現実にしてきて下さったのがこの書作展の歴史になっている。
二年前の平安時代の華やかさを中心に押し出した時に比べ 今回は 平家 という強い想いが会場に現れた様な気がして帰路につく
写真の作品は 共に歩んできた という気持ちから 共
11月29日
皆様お出かけ下さいましね
4日4時まで以外は終日会場におります。
SANKEI EXPRESS に書展の記事を載せてくださるとのことであわてて産経本社へ
昔産経学園の茶道クラスのお手伝いをしていたことがあり 懐かしい丸ノ内線 大手町駅
一生懸命しゃべりにしゃべり 我ながら驚く
来年湖水地方ワーズワース美術館での書展の話をそのうち聞きたいとおっしゃっていただき バンザイ
どうにかいろいろな方に知っていただきたい
昔と言えば 私がしたことに対して 元駐日米国大使でいらしたマンスフィールド氏が 悳子 それが意志あるところ道は開けるということだよ とおっしゃってくださったことを思い出す
しっかりしなくては
今日の字は 意
11月25日