ここ三年7月末は湖水地方の 生涯学習 カレッジHigham Hall での一週間の書のクラスの後 パリに回っていたので 両国の花火が再開されて二年目に今のアパートに越してきて以来毎年にぎやかに 楽しんでいた お客様をお招きする会から離れていた。
母が太田の家で作った お赤飯のおむすびを父がたくさん持って出てきたり、知人も一緒だったり 雨の時もあれば 雲で半分見えなかったことも 風の具合で 煙かったことも 寒くて みんなで父を次々いろいろなもので包んで周りを人垣で温かくしたこともあった。
今日いつもより ゆっくりと眺めていて 過去のその時その時 元気に集まっていた方たちの事を思い浮かべていると 時は流れているのだと 聞いているように 花火は 過去の人たちに想いを寄せる手段なのだと実感した。
7月末の花火は さあ これから熱い夏が始る というヨーイドン のような感じなのに比べ 昨日のひどい雨の後 涼しくなり また 日が短くなってきている今日の花火は 一種独特だったのかもしれない。