誠次さんと70年 80年代に何度も泊った Raspail のHotel de la Paixへ
このところ毎年パリに来ているが 思うだけで 足が伸びなかった。
今朝 なんだか ”今日は 行こう” と思えて どうなっているか少々心配しながら駅を降りた。
美しく外面塗装されていたが まだあった。
しばらく外から見ていたが中へ
受付と食堂の間の壁が取り払われ きれいに明るく改装されていた。
経営していた人たちは引退、 私の誕生日のケーキを ”これはタダにしなくてはだめ”と言い張ってくれた息子さんもここでは働いていないという。
当時も働いていたらしい女性が斎藤という名に覚えがある、会うことがあるので 彼らにあなたが来たことを話しておく と言ってくれたが 斎藤も多い名前だし、、、
当時はずいぶん歩いたと思ったが今日行って見れば 寝巻のバルザック像はすぐそばで 同じものが芸大の庭にあるこの像の前で誠次さんに写真を撮ってもらった時の洋服の色を思い出した。
帰ってきて良かった とホッとした。
寝そびれた明け方 誠次さんが出てきた。
私が ”誠次さん とても良い顔をしているわよ” ”誠次さん とても良い顔をしているわよ”と言って 顔をなでると
“ボク 顔を剃って来たんだ”って、、、