筆写人心

2011.2.26

アークヒルズクラブでウクライナのパンドゥーラ奏者でソプラノ歌手 オクサーナさんの演奏会

数か月ぶりにクリニチ大使ご夫妻にお目にかかる

この春の 通販生活 という雑誌の特集記事で

クリニチ大使が 奥様がお誕生日祝いに差上げた額を持っていらっしゃる写真が載っている その

紹介文に

 

クリニチ大使が 日本文化の先生 と尊敬する奥さま オレナクリニチさんの手による書

栗日 は奥さまが考えた名前のあて字 栗の一種 カシュタン はウクライナではおなじみの樹

日本との交流の意味も込めて

 

とある

 

栗山元駐米大使夫人が数年前にオレナさんを書のクラスに紹介して下さった

初めて教室にいらしたとき

昭憲皇太后の御歌

筆写人心

ひとくだり かきたる筆の あとにさへ

みゆるは人の こころなりけり

 

に感激して書に興味をもたれたというお話を伺い

 ドキッとして 常の自分を深く反省したことを折にふれ思い出す


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