小林旭さんとブラームス弦楽6重奏曲第1番

2018.11.2

11月1日

今歌っていられるのは私の亡くなった連れ合いのおかげ と生前から30年以上ずっと盆暮れご挨拶いただいている小林旭さんへ感謝を込めてコンサートに。

私にとっては 小林旭芸能生活40周年記念 全日空ホテルでのステージにお呼ばれしてご親類の方達からも感謝の気持ちを伝えていただいて以来。

荒川区民会館のホールは同年代の人々で満席、2時間を休むことなくおしゃべりと歌でダレる所もなくあの声で観客を引っ張っていく。

一緒に行った友人達も声量、声の高さを維持していることに驚き 思えばオペラ歌手の体型だ とふくよかさを納得。

一芸に秀で、変わらぬファンを持つのは いろいろなことがあったであろう今までのことを決して愚痴らず 人の悪口を言わず 自分の立ち位置がぶれない姿勢にあるのではないかと思う。

奥様が素晴らしい方でいらっしゃる

夜 もう一つの音楽会でブラームスの弦楽6重奏曲第1番を

一番好きな曲の一つなのだが ずーっと聞いていた盤が 各家のカレー 母の味 と同じで 自分にとってはかけがえのないものになってしまっている。

チェロの代わりにコントラバスだったせいなのかもしれないが  ”私の好きな人はあなたじゃない!” といった勝手な思いのまま家に帰ってすぐ自分のCDで聞き直してしまった。

熱演だったのにごめんなさい。