イギリス便り 02

2011.6.5





今済ませた朝ご飯  小学一年の時 これが空色 と新しいクレパスを眺めた その新鮮な嬉しさの空だった。 イギリスの水彩画の淡い彩りの空  でもどんどん寒くなり持っているもの全部重ね着状態  三つのクラスで満杯。アレックスさんは上手に経営しています。  

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イギリス便り 01

2011.6.4





昨年7月ロンドン ユーストン駅前ホテルに泊まった時は高熱は出たが声は出ない という状態だったが

 昨日は素晴らしい天気で街が埃っぽく 街路樹から落ちてきた何かが目に入って痛かった。

そう言えば 日本でここしばらく 塵が目に入る という経験をしていなかったことに気がつく。 

 1日後から飾りつけにわざわざロンドンから助けにいらして下さる方達が美味しいイタリア料理を

ご馳走して下さる。

展覧会現地で きっと思いがけないことがあるでしょうね  と言われる。 

でも この方達と一緒なら大丈夫です!   

これがポスターです。

2011.6.3

昨日 Sさんのお骨折りで 急に 泉屋 と山種美術館の 館長、名誉館長様たちにお目にかかる機会を作っていただく。

お二人とも ポスターを大変おほめ下さった。

東京松屋さんの網代の模様 皆さんで考えに考えてくださった Wordsworth と私の書を結ぼうという文章、その英訳、 大御所にご登場いただいた 題 Unadorned  小山さんのデザインをまとめる力

いろいろの要素が詰まっている。

これです。

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Unadorned

2011.6.2

今回の書展の題 Unadorned  少しずつ 自分に馴染んでまいりました。

友人 知人の皆様が ここまでも と思えるほどに こだわりを見せて選んでくださった題です。

飾らない スッピン といった意味のようです。

Wordsworth の幼少時の回想から受ける霊魂不滅の啓示 という詩の中に

While Earth herself is adorning,

This sweet May -morning,

とあるのまで見つけてくださいました。

この写真は あちらの売店に置くTシャツです。作ってくださった会社のYさんとできたばかりのホヤホヤを着たところです。

英字はヒザーさんという Higham Hallの書のクラスにいらしてくださっている 装丁家があちらのカリグラフィーで書いてくださった 

My heart leaps up when I behold

A rainbow in the sky:

そして私の 心  です。

 

 

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楽しんでやらなきゃなにごとも身につきはしません。

2011.5.25

このよく頭に浮かぶ好きなセリフがどこにあったのか 思い出せなかったのだが

亜希子さんありがとう 

よく教えて下さいました。

じゃじゃ馬ならし 第一幕第一場 に確かにありました。

確か以前 身 という作品にこのセリフを使ったことがあります。

昨日発送した作品制作状態の写真をご覧くださいまし。

発送した後で丸の内のバーガー屋さんでいただいた アンチョビとポテトのサンドウィッチ ポテトフライのおいしかったこと! Wordsworth Dove Cottageの庭でもきっとこの味を思い出すに違いない。

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歩きました。

2010.8.1

今座っているベンチから振り向いて撮った写真です。歩きました。歩きました。
この辺りは初めてきました。少し左に行くと自由の女神です。お台場で見たのでいいことにします。

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日頃鍛えた足腰

2010.7.31

買ってすぐ1日中歩き回っていてもどこも痛くない優れ物の靴です。
日頃東京の地下鉄乗り換えで鍛えた足が役にたっています。 
昨夜寝ながら考えたドゥパルディュー主演の中世音楽家の師弟の関係についていつか書きたいと思います。

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Little Venice

2010.7.27

今朝私の部屋からの写真です。Little  Venice という良いところです。
今回友人はアメリカに行っているのですが お手伝いさんが残ってくれています。 

私たちは日本人として外に対しているか?
日本人として見られても大丈夫なように子供を教育しているのか  dignity  について考える  といった
厳しさが存在するのか 
日本はこの点で発展途上国と言えば 彼らに一緒にしてもらいたくない と言われること必定

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宝物

2010.7.27

ペンリスからロンドンへの車両にいます。ほぼ満席です。
夏も冬もあまり変わらぬ涼しさの特異な地  湖水地方はゆっくりとした状態での一見の価値があります。ハイアムホール従業員16人からいただいたカード。
“ありがとう” の寄せ書きは私の宝物になるでしょう 

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教室終了

2010.7.26

無事教室を終えました。皆で使った道具を来年のために整理しているのを見て、
“これだけで遠くから書を教えに来てくれるありがたさを深く感じた”と言われました。

「チャーミングなプロフェッショナルの存在にあなた達は驚きます」と紹介文にあったのでチャームなんとかという花で作ったえりにつける花束と詩集を生徒の皆さんからいただきました。

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前庭の風景

2010.7.22

ハイアムホールの前庭の羊達が賑やかに鳴いて動き廻っています。
冷たい雨の中でも立ちっぱなしです。
羊が一匹 羊が二匹などと呑気なことは言っていられません。ごまのようです。

今年のクラスは一週間続くと宣伝したので心配していたのですが、一週間だから今回は来られた、待っていたという人もいて、余暇の過ごし方の違いを感じました。
「今迄 自分が身に付けてきたと思うことでも より一層努力 上を目指さなければ そこで終わってしまう」
という恐ろしい様な言葉を書いた美しい風景と写真が飾ってあったりします。

我等も目を覚まさなければ・・・

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ペンリッツより

2010.7.21

18日夜 デモンストレーションに20数名が雨の夜にもかかわらず参加
マクベスのせりふから「心」三種を 濃墨で まず せりふ を読んで 「葉」と 「影」を 淡墨で・・・
興味を持ってもらったところで書きました。たとえば 「影」の前に
消えろ、消えろ 束の間の ともし火!
人生は 歩く 影法師
哀れな 役者だ
といった 具合です
大成功!  でした。

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出発

2010.7.16

スーツケースの中で大きな割合をしめているのが、本物そっくりなお寿司の写真に包まれているおせんべいです。「皆  一生懸命勉強したので お寿司をご馳走してあげましょう」と言って一つずつ、ウニやタコ等、書のクラスの人達にあげると大喜びされます。(現場写真を撮っておきます)
今年は出発直前までしっかりと書かなくてはいけないものが多く、今朝になって全体重を乗せてスーツケースを閉めるという状態でした。準備はきちんとしなくては、と反省しつつ、さあ この先は別世界! と楽しくなってきました。
では行ってきます!

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イギリスでの楽しみ

2010.7.10

今年もイギリス湖水地方での講習会の一週間が近づいてきました。

Higham Hallの自分の部屋に入ってまずすることは 備え付けの一時代も二時代も前のようなラジオのスイッチを入れることです。ニュース以外はずーっとクラシックを流している局に目盛を合わせます。

落ち着いた口調で曲名を紹介するだけで あとはひたすら曲をかけ続けます。 このようななんでもないことしかしない局が日本のAMにあったらよいのにと思います。

まず第一の楽しみです。

次は第二の楽しみを

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