バーンスタイン とガーシュウィン
小曽根真氏を迎えてのガーシュウィンのピアノ協奏曲に観客熱狂
休憩を挟み
バーンスタインの 30分の曲に続き
最後の パリのアメリカ人 まで盛り上がったままで演奏を続けた団員に対して大きな拍手が送られ、
アンコールでガーシュウィンのストライク アップ ザ バンドで締めくくられた時
1966年の夏のアメリカで
ベトナム戦争は始まっていたが 人々はおおらかで 親切で ヨーロッパにコンプレックスを抱きながらある意味純粋で 芯が通っている人々が難しい問題を抱える国を支えている と感じたこと
1971年の夏 公園の木立の中でアーサー フィドラー率いるボストンポップスの演奏を楽しんだことを思い出していた。
ニュースが駆け巡ぐる現在 どの国もいろいろな面が それしかないように報道されているが
でも
どの国の中にも 物言わぬ 良い人たちがいるからこそ日常があるのだ と それは どの時代にも共通しているに違いない と信じる気持ちを掻き立てられた音楽会だった。