お不動様と般若心経

2018.10.28

10月28日

27日のお昼、夕方6時 そして今朝5時半 と善光寺様にお参りを。

母の実家は 善光寺様から 歩いて15分くらい、三輪相ノ木 という善光寺様への人波で常にあふれていた街道で 叶屋 という菓子店だった。

父の母(父が小学生の時に亡くなり 私はお茶のお点前をしている若い美人さんの写真を見て育ったのでおばあちゃま と言いずらい)もそこの出なので 小さい時から長野は私にとって 身近な場所。

さて 何十年もの間毎朝5時前後に起きて善光寺様に通っているいとこに今朝は同行。

数年前NHKの新日本紀行にいとこの朝参りがゆっくり取り上げられたことがある。常に自然体のいとこが番組担当の方に気に入っていただいていたというのがよくわかるなかなか良い内容だった。

境内あちこちお参りして歩きながら6時28分にお上人様がお出ましになる玄関前に場所取りのバッグを置いて また 常連のみなさんと挨拶を交わしながら境内巡りを。

お玄関に一番近い場所はいとこが という長い年月かけての実績への暗黙の了解があるようだ。

宿坊の方が案内してきた旅行者の方たちも30人目くらいの場所に案内されている。

集まるのは慣れている人たちなので直前までピーチクパーチクと賑やかだがさすがにお出まし直前にピタリと照準が合い体制が整う。

石畳の前に膝をつき 頭を垂れていると 御数珠がしっかりと置かれたと同時にお上人様の体の向きが変わったと思ったらお袈裟の中に頭が入ってしまった。

焚き込められたお香の香りが素晴らしく一瞬別世界に誘われた。

その後 数カ所のお堂を巡りながらお経をあげていく和尚様たちと一緒の堂内に座ってお経を唱えるいとこの後を追ってありがたく忙しい時間を過ごした。

28日はお不動様の日ということで その堂内に響く般若心経を聞かせていただき鐘の音の余韻を最後まで聞いていたら 気づいた時には私一人になっていて もう違う場所に移って違うお経を唱えているいとこを探し あわてて追いつかなければならなかった。

やれやれ

ということで

お不動様と般若心経にあふれた10月後半 でした。

 

 

こちらは我が家のお不動様です