昨夜モスクワのナショナルホテルに戻ると 5月に知り合いになった受付のお嬢さんが今回30日迄滞在していた同じ部屋を用意して下さっていたことが解った。
大荷物と一緒に部屋に入った時 安心して疲れが半減する感じだった。
こうして外にいても自分を取り戻せる場所が出来てくるのだと思った。
今日はモスクワ大学のマズリク先生がオルフェウス放送局にお連れ下さる。
言葉だけで書を知らない司会者を通じてその先の聞いている方に理解してもらう というのは私にとって未知の世界でとても興味がある。
伝える ということは誠に難しい世界 と実感して来た。
自分が大事に心にしまっていた想いや考えを言葉にした途端 音と一緒に空中に消えてしまう虚しさを知り、言葉を選ぶ際のボキャブラリーの無さが一番の問題とは解っているが、こちらの遠慮 、恥じらいも要因かと、、、
コンプレックスなのかも知れない。
どんなことを紹介出来たかまたご報告しますね。
今テレビでインタビューをしている。
相手をイライラさせて自分のペースに引き込もうとしている若い女性司会者が言葉を相手に重ねたり 急に柔らかい口調にしたりしている。
相手の90歳過ぎた国の指導者のアップ映像を見ると 口元の柔らかい笑みは消えないが目の光がその都度変化しているのがわかる。
相手の目を見つめ 反応していたら 時間内にニュースになるような話は聞き出せない職業なのだと思う。
外は寒そう
今の空