中一の時の作品
嵯峨天皇 李嶠詩 の臨書
小学2年生から高校3年生まで柳田泰雲先生主催 全日本学生書道コンクールで毎年作品を皇太子殿下台覧にしていただいていた。
中一の時の作品と賞状を父が欄間に飾っておいてくれた。
昭和33年のもので茶色になっているのだが 38年間続いているクラスの小規模な展示会に一緒に並べていただくことにした。
目に留めた方が「お上手ね。 お小さい時からやっていらしたのね。」とおっしゃってくださった。
子供の成長のみを人生の楽しみにしていたように思える父母は小さいものでも処理してしまうことなく保存しておいてくれた。
父もそのクラスの方達に良くしていただいていたが、出品者の方が「大先生がこの場にいらしたら、さぞお喜びになられたでしょうね」と何度もおっしゃってくださった。