幻想交響曲

2017.7.22

誠次さんが好きな曲だったので1972年新宿厚生年金ホールにゲンナジロジェストベンスキー指揮の幻想交響曲を聞きに行った。

それからいろいろ聞いてきたが 今日の新日本フィル 上岡氏指揮のその曲はずいぶん違った感じがした。

いつものように演奏会に先立つ事前攻略レクチャーで興味ある説明を聞いた後だったからかもしれないが 第5楽章は音がどこかに引き込まれるような終わり方をしたり バイオリンの弾き方に 日本の妖怪 唐傘お化けがタップを踏んでいるような光景を思ったりした。

大熱演だった。

サマーコンサート として特別協賛があったらしく いつもよりたくさんの観客からの大きな拍手が続く中で演奏されたアンコール曲がリストのハンガリー狂詩曲第2番

連れと来ている人たちが ’よかった よかった 素晴らしかった’と言っている声を聞きながら会場を後にした。