ウクライナ 日本語弁論大会

2017.1.1

去年3月 キエフ大学で 書のデモンストレーションをした時に会場にいた学生が現地の日本語弁論大会で 下記のような内容の話をしたと聞いたので 要約文章をそのまま転載させて頂く。

大学に入って日本語の勉強を始め 新しいこと 日本の文化についてたくさん学びました。

大学のワークショップで ’雪’ という漢字に色々の書き方がありニュアンスがあることに感動しました。書道家の話も面白かったです。

その後 書道の勉強を始めました。

頭の中に一杯考えることがあると上手に書けないことがわかりました。

書道は川のようです。

川の水も漢字も外から見ると変わりません。川の水が絶えることなく流れているように漢字の中にある意味も書道のスタイルによって変わってしまいます。

書道は私の生き方を変えてくれました。

’ものごとをやる前にいろいろ考えるのではなくとにかくやってみる’という気持ちが大切だとわかりました。

’私はどんな人ですか’ という問いかけの答はまだ見つかっていません。でもそれを気にしなくなりました。考えるより何かをする方がもっと大切だと思えるようになったからです。