多数の皆様においでいただき、慌ただしい一週間を過ごした。
自身としては不完全燃焼だったが次回への戒めとしたい。
パーティーで、細く長くお付き合いいただいている評論家の先生と
この十二月でお店を閉じ研究生活に入られる神田清雅堂さんの御主人との対談をお願いした。
地味なお話になると思い、書の世界に本当に興味を持っているかどうかあやしい出席者の方々にどう受け入れられるか不安だった。
「あちらが痛い、誰がどうした、という様ないつでも出来る話に時間をさくのはもったいない。
今夜はこちらの話に注目して欲しい」と私が最初に頼んだのが効を奏し、耳を傾けていただけた。
お二人とも本物は何かを常に考えていらっしゃる方達なので話がぶれず、今働き盛りの方達にも共感いただけたようだ。
いままでの蘭の会のパーティーではゆっくり戴けなかった外国人記者クラブのローストビーフも
今回は抽選会の間にしっかり楽しませていただいた。
次の日からの活力を生む一日だった。